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【名作映画】不朽の名作『タイタニック』を様々な視点で観てみた

タイタニック映画(アイキャッチ画像)

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人生は贈り物。

もりー(@morymolly247 )です。

豪華客船、タイタニック号が舞台のラブストーリーであるタイタニックは何度も繰り返し観てきました。

ただのロマンチックな映画なのだと記憶の片隅にあったのですが、実際のタイタニック号沈没事故のドキュメントを観た後に、改めてタイタニックを鑑賞したら、今までの視点では気づけなかったことが多々ありました。

タイタニック号沈没事故は、本当にあった海難事故です。

100年以上も前の大きな事故になります。

一見、ありとあらゆる恋愛要素を盛り込んでいるタイタニック。

陳腐ではない本物の愛が描かれている見どころ尽くしの最高の恋愛映画なのです。

※本記事は、実際のタイタニック号沈没事故に触れております。様々な説から独自の調査の元に厳選した情報で作成しております。よって、それらすべてが真実とは限りませんことをご了承ください。また、映画タイタニックのネタバレを含みます※

本日のBGM

もちろん、映画タイタニックのサウンドトラックです。

映画を観た後に聴くと鮮明に映像が流れてきます。

更に海の音と合わせて聴いてみると、脳内上映もできちゃいます。

タイタニックのあらすじ

碧洋のハート(ハート・オブ・ザ・オーシャン)

トレジャーハンター(財宝を探し出すことを職業とする人たち)が、タイタニック号に沈んだとされる最高峰のダイヤモンドを探すべく、小型潜水艇でタイタニック号を調査をしていた

上流階級が搭乗していた一室から金庫を見つけ、きっと中には・・・!

そう期待したが入っていたのは、ただの古い紙切れだった。紙切れを綺麗に洗うと、トレジャーハンターたちがまさに探し求めていたダイヤモンドをした女性の絵が浮き出された。

ニュースは、報道された。

テレビを観た老女はとても驚いた。

今は100歳を超えるこの老女は、絵のモデルであるローズという女性だった

ローズはすぐにトレジャーハンターと連絡を取り、調査団の彼らの船へと向かった。

そして、静かに知られざるあの豪華客船、タイタニック号での出来事を話し始めた


タイタニックの主要人物

もりー

タイタニックには登場人物が多数! なので、主要人物のみご紹介します!

ジャック・ドーソン(レオナルド・ディカプリオ)

ジャック

若き絵描き。

ポーカー(トランプゲーム)の賭けに勝ち、友人とタイタニック号へ。

貧しい青年だが、心はとても豊かで自由で楽しく人生を謳歌している。

ローズ・デウィット・ブケイター(ケイト・ウィンスレット)

ローズ・ドーソン・カルバート

ローズ

上流階級の令嬢。

母親のお金のために、婚約させられている。

絵画が好き。

キャルドン・ホックリー(ビリー・ゼイン)

キャルドン

大富豪の息子で、ローズの婚約者。

お金はあるが、心がとても貧しい。

ローズを所有物のように扱う。

1912年4月10日

同時刻。三人はイギリスのサウサンプトン港から

当時、史上最大の豪華客船と言われていたタイタニック号へ乗り込んだ。

名シーン。


タイタニック号沈没事故

タイタニック号沈没

4月14日の23時39分

監視員が氷山を発見する。

そして、20世紀最悪の海難事故と言われるほどの大きな事故が発生。

絶対に沈まない船だと呼ばれた船が沈むなんて誰も思わなかっただろうと思う。

様々な不運に見舞われたとしか言いようのない事故のリアルは映画内でもかなりリアルに映像化されています。

タイタニック号沈没事故の時刻

23:40

氷山を避けようとするも、かすってしまい損傷。浸水。

4月15日

00:14

救難連絡を発信。

00:17

右に傾き始める。

00:32

救命ボートに乗客を避難させる準備をする。

2:20

沈没。

この2時間40分の沈んでいくリアルを忠実に再現した動画があります。

4:10

救助が到着。

タイタニック号沈没事故の死者数

2,224名も乗せていたタイタニック号は、沈没事故で1,513名もの尊い命を失いました。

船の見た目を気にして、救命ボートを多く積んでいなかったのも大きな要因になりました。

そんな貴重な救命ボートにも関わらず、定員にも満たさない人数で出された船もあったのです。


映画タイタニックは不謹慎なのか

タイタニックが公開された頃。

タイタニック号から生還した人も生きている頃でした。

実際に沈没事故のことを調べていたら、改めて事故のリアルを身にしみて感じました。

映画を観ているだけでも大迫力でドキドキするのに、これが本当の事故なんだなんて動悸までしてくる。

タイタニック号沈没事故のドキュメンタリーを観たら思ったことが多々ありました。

きっと、実際に家族を失った人はCM等で目にする度にフラッシュバックしてしまったことだろうと思うということ。

もちろん、歴史に残る大事故だから取り上げないわけはないだろうとも思いますが、ラブストーリーにしたことに対し、憤りを感じた人もいたのではないかと思いました。

実際、タイタニックへの批判の声は賛否両論でした。

実在する事故を、フィクションのラブストーリーにするのは、不謹慎だと思うのでしょう。

でも、「タイタニック」という映画があったからこそ忘れられない事故になったのも確かです。

事故と切り離すことはできないかもしれないけれど、どうしてもこの映画を嫌いになれない。

この映画は素敵に仕上がりすぎている。

一つの作品として、素晴らしい不朽の名作だと思っています。

人間の死は、忘れ去られてしまうのが1番悲しいと思うのは私だけでしょうか。


タイタニックの見どころ

タイタニックの見所

タイタニックが素晴らしい映画だと豪語する理由はたくさんあります。

ジャックの名言

ジャックの発する言葉たちは、ローズだけではなく、観た人も勇気付けてくれる言葉で溢れています。

ジャックも、タイタニック号沈没事故で亡くなってしまいます。

ローズは、ジャックの言葉で、生きるのです。

監督の再現力

まず、監督のキャメロン氏がタイタニックについて調べ上げていることから、細かい部分がかなり忠実に表現されています。

総製作費用2億ドル(日本円で約238億)がかけられているだけあって、何もかもが迫力あり美しい。

たくさんの乗客の服装や、食器など、そういった細部に注目して観て欲しいです。

サイドストーリー

ジャックとローズ以外の人物たちの心情が伺えるシーンが多数で、胸がいっぱいになります。

船が沈没すると分かったとき、乗客全員分の救命ボートは用意されていません。

タイタニック号は、豪華客船です。

そうなると、一等客が優先されます。

他の乗客のサイドストーリーは、言葉を失います。

実在する人物

タイタニックの主役、ジャックとローズは実在しない人物ですが、映画の中の人の中で実在する人もいます。

タイタニックを考察

執筆中のもりー

ネット上での噂と私が何度もじっくり観て考察してみました!

タイタニックのラストシーン

ラストシーンでは、老婆となったローズが眠りについた時、タイタニック号から生還した後のローズの今までの人生を物語る写真が流れます。

タイタニックの見所

<このシーンは夢? 天国?

監督は、ご想像にお任せすると言っているそうですが・・

ジャックとの約束を果たしたローズが、天国でジャックとまた会えたように思える気がしてしまいますね(涙)

ジャックは死ななくてもよかった?

映画が上映されていた頃、ジャック役のレオナルド・ディカプリオのファンはローズ役のケイト・ウィンスレットを批判した声も多かったようでした。

でも、ジャックはここで死ななければいけなかった。

ストーリー展開的に、ローズを助けるヒーローは常にジャック。

そして、最後にジャックと約束をしたことを守りきって眠るローズ。

映画を観終わった後にいつも私は心の中でスタンディングオベーションしてます。

「ジャックも一緒に乗れたのではないか」と今だに多くのファンの間で議論の的となっており、ジェームズ・キャメロン監督が先日、「ジャックが死ぬことは脚本に書いてあった。芸術的な選択だった」と今更ながらにコメントしたほど。

引用:https://www.nikkansports.com

ローズがダイヤを捨てる理由

100歳のローズが最後、ダイヤを捨てるシーン。

このシーンはかなり心に残っているシーンでもあります。

なぜ、ローズはダイヤを捨てたのか。

ローズは、100歳もの長い時を過ごしました。

そして、ダイヤを持って海へ戻ってきました。

これは、ジャックとの約束を果たしたという証。

ローズ・ドーソンと名乗ったローズの最後の敬意なような気がしてなりません。

【しくじり先生】キャルドンから見たタイタニック

あの品川先生が、キャルドンのような嫌われものにならないための教訓を教えてくれています。

キャルドン目線で、タイタニックを紹介してくれているのですが、とても面白かったです。

私たちは、ジャックとローズに目がいきすぎて、婚約者を横取りされたキャルドンのことを考えなさすぎた。

キャルドンは、最低なやつだけど、本当にローズのことは好きだったんだなぁと思います。

愛を伝える方法が不器用すぎて、ひとりのキャラクターとして愛しい。

タイタニック感想

ジャックとローズ

タイタニックは定期的に観たくなる。

初めて鑑賞したのは、祖母の家。

中高と観てきて、ジャック役のディカプリオ(当時22歳)とローズ役のケイト(当時21歳)と同い年になってから再び観た。

久しぶりにタイタニックを観て、学生の頃と着眼点がかなり変わったことに気づいた。

よく、歳を取るごとに涙もろくなるというのは、経験ありきの上で感じることなのかなと。

この歳でこんなことを言っていたら、あと20年30年したら涙が枯れ果ててしまうほどに泣くのではないかと思う。

サウンドトラックも持っていて、よく海を見ると聴きたくなってた。

映画を観た後と、観る前では、深みが全然違うなって気づきました。

セリーヌ様の「My Heart Will Go On」が1番好きではあるけれど、サントラの中だったら「Rose」が1番切なげで好き。

儚いから美しいとかって、本当に皮肉だなと思いつつも好き。

愛する男性に命がけで守って欲しいと思ってしまうのは、いつの時代も思う女性の願いのではないのかな。

・・・それにしても、ジャック役のディカプリオとローズ役のケイトがいつまでも仲がいいのがファンとしてはとても嬉しくて、色々なネット記事や動画サイトを見ていたら、どっちのことも好きになっちゃいました。

ケイトは「7か月にも及ぶかなり強烈な撮影だったわ。私たちはとても若かったし。でもラッキーなことに、幸運なことだったと思っているけど、決してお互いに惹かれ合うことはなかったの! 聞いて残念する事実だと思うけど、ごめんなさいね。でも本当にこれっぽちもだったのよ。そのおかげで、こうやって……からかい合ったりできるわけで、今でもそうだけど、それって本当に素晴らしいことだと思うの」と語った。

引用:https://www.cinematoday.jp

(本当に素晴らしいことだと思います。)

そして、この二人が夫婦役で再共演している「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」は、ケイトの現在は元夫が監督で撮影をしたという。

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで (字幕版)

ファンだったら絶対に観たい作品だと思います。(私はまだ未視聴)

(新婚さんにはおすすめのできない映画だという噂ですが)

今回は、タイタニックのことを詰め込むだけ詰め込みました。

また観るたびに書けることがあれば更新し続けていこうと思います。

もちろん、エンディングソングはこちらです。

2023年2月13日:映画館で鑑賞後の感想

タイタニックの名シーン

一つの夢でもあった、「タイタニックを映画館で鑑賞する」ということが叶ってとても幸せでした。しかもIMAXの3Dリマスターを見るのも初めて。

恋愛映画でもあるけど、パニック映画。まるで映画館も船の中のようなリアルさ。音、映像、3時間があいも変わらずあっという間だった。

エンドロールでCeline DionのMy Heart Will Go Onが聴けたことも幸せでした。

いつもならエンドロールで客席を離れる人もいるのに、誰も立ち上がらなかった。

老若男女が集まっていて、これからも永遠に語り継がれる映画になるんだろうって思ったもりー(@morymolly247 )でした。

追記

もう一つのエンディング、らしい。(個人的にはやっぱり上映された方のが好き)

END.

関連記事:【映画BAR】名作が飛び交う「八月の鯨」で“タイタニック”を頼んでみた【レポ】

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