7年前、人間関係の悩みで脳を埋め尽くしていました。もりー(@morymolly247 )です。
私は普段、医療福祉業界をメインとした転職エージェントをしているのですが、転職理由のお悩みを聞いていると
圧倒的に“対人関係の悩み”が多いです。
会社の同僚・上司・部下のことはもちろん、家族や親友や恋人でも相手の本当の気持ちなんてわかりません。
アドラー心理学では、自分の課題解決という目的を持って生きること。
他人の課題に勝手に介入してはいけないと説いています。他人にどう言われても、最終的に決めるのは“自分”ですよね。
アドラー心理学では、一時の慰めをするのではなく、本質的な解決に目を向けています。
- 対人関係で悩んでいる方
- 自分一人でも悩みを解決したい方
- 悩んだときにどうしたらいいのか頭の中が整理ができず、行き詰まることのある方
この記事は、私自身も私の周りの方の悩みの整理に使うことのできる方法なので書いてみました
こちらのカウンセリング方法は、
アドラー心理学をベースとした
「嫌われる勇気」の続編である
「幸せになる勇気」で書かれている三角柱の話を元に書いています。
本が苦手な人でも
哲人と青年の対談形式で
とっても読みやすいので、
スラスラ読めてしまえると思います。
アドラー心理学では、三角柱を使ったカウンセリング法を用いております。
「迷える子羊さん、どうされましたか。」
そう言われると、相談者はこのように話しました。
職場に言葉が通じない人がいるんだ。挨拶をしても無視をするし、その人の機嫌に振り回されていて困っている。
カウンセリングで最初に話し始めると人は、「悪いあの人」か「かわいそうな私」のいずれかの話に終始するようです。
悪いあの人を非難したり、かわいそうな私を訴える。
______しかし、それで問題は解決するのでしょうか・・・?
それでは、
三角柱を使います。
(△の面に以下の3つの記載があるイメージをしてください)
「どの話をしても構わないですが、これから話す内容について正面を向けて話してください」
そう言われると人は、「これからどうするか」を正面に向けて話し始めるそうです。
「悪いあの人」「かわいそうな私」「これからどうするか」どれかを考えたら、
本当に問題を解決したいとき、「これからどうするか」を自分自身に問うこと。
話を聞いてくれない! 悪いあの人やかわいそうな私の話をさせてくれないのか! と、激昂する人もいるかもしれない。
でも、そういうわけではないのです。
カウンセラーは見放したわけではなくて、相談者(クライアント)とこれからの話をしたいのです。
注意点
悪いあの人、かわいそうな私の話を
聞いてほしいときもありませんか?
(愚痴や弱音など)
心理学者アブラハム・マズローの
欲求段階説によれば、
社会的欲求・承認欲求なども
証明されており深く関係しています。
専門家ではない限り、無闇に人に
このカウンセリング法を試さないように。
まずは自分の中で対話してみてください。
(イマジナリーフレンドとやるのが
おすすめです!)
この三角柱を使えば、みんな「これからどうするか」を話し始めると言います。
悪いあの人や、かわいそうな私を訴えても、何の解決もしないのです。
本当は皆わかっているんです。
これからどうするか、しかないということを。
私もこの方法を知ってから、何があっても“悪いあの人”のことは考えず。“かわいそうな私”にたまに酔って(笑)
これからは
どうしていくのか
だけを考えるようになってから自我消耗を減らすこともできて、脳の容量が増えてイライラもしなくなった
もりー(@morymolly247 )でした。
参考文献
※三角柱のこのカウンセリング法が出てくるのは、「幸せになる勇気」の方です
嫌われる勇気を読んで、幸せになる勇気の発行された順番で読むのがおすすめです!
(21世紀を代表するベストセラーでamazonでも倫理学入門でずっとベストセラーを誇っています)
定期的に読みたくなる二冊です。
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