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【デスノートの夜神月はサイコパスなのか】ソシオパスという精神障害なのかを考察する

記事内に広告を含みます

世の中を悪の無い、理想の世界に変えるんだ。

秋になるとなぜか夜神月に想いを馳せてしまいます。

もりー(@morymolly247↗︎ )です。

今年2023年に連載開始20周年ということで、とても感慨深いです。

東京と大阪でやるみたいなので貴重な生原画を拝見しに、私も必ず行く予定です。

もりー
もりー

行ってきました!記事の最後に追記しました

この記事の閲覧をおすすめしたい人

・デスノートの夜神月を知っている人

・夜神月をサイコパスだと疑っている人

・精神障害(サイコパス、ソシオパス)に興味がある人

※ネタバレを含んでます

もりー
もりー

この記事は心理学が好きなただのデスノートファンの考察であるので、医学的な判断基準を設けていないことをご了承の上、ご覧ください。

(参考文献は記事の最後に記載してあります)

本日のBGM(サントラ)はコチラ

このサントラ、2・3とありますが全部いい。

デスノートのあらすじ紹介

漫画家の大場つぐみ先生と小畑健先生によって創作された漫画作品で、後にアニメ化もされました。

物語の主要な要素は、死神が所有する特別なノート「デスノート」です。デスノートには、その持ち主が名前を書くことでその人の死期を指定できる能力があります。

高校生の天才的な学生、夜神月(やがみ らいと)。彼は偶然にもデスノートを手に入れ、犯罪者を裁くことを始めます。(非常に知的なため戦略的でありデスノートを使いこなす能力を持っている)彼の行動に対抗するため、L(える)という謎めいた探偵も登場し、二人の頭脳戦が繰り広げられます。

また、夜神月の正義感や道徳的な葛藤が物語の重要な要素にもなっており、物語は法と正義、倫理的な問題などについて深く考察し、登場人物たちの心理戦も描かれています。

夜神月についての紹介

名前:夜神 月 (やがみ らいと)

性別:男性

年齢:初登場時は高校生

(この物語は17歳~23歳までのおおよそ6年間のストーリーです)

夜神月は高校生で全国模試1位、東応大学(おそらく東京大学)に主席合格するという頭脳明晰。運動神経も抜群。(中学時代はテニスで日本一になったことも)また、イケメン。

もりー
もりー

L(エル)の言葉を借りると、「おまえは完璧すぎる」

夜神月をなぜ“サイコパス”だと思うのか

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自分を新世界の神と呼び、独自の世界観であるキラ社会の実現のために大量殺人を行うなど、独善的で歪んだ正義感を持っています。そんな夜神月は、犯罪者や道徳のない人間を殺すという建前をしていますが、実際には自分にとって障害となりうる者は善人であろうと味方であろうとも容赦なく殺しているということ。

夜神月は科学研究が明らかにしてきたサイコパスの特徴と重なる点が多すぎる・・・。

  • 社交的
  • 浮気症
  • 利己的
  • 合理主義
  • 支配欲が強い
  • ストレスに強い
  • 頭の回転が速い
  • 罪悪感が欠けている
  • 嘘をつくのがが上手い

ただ気になるのは、サイコパスは先天的ということ。

夜神月は元々はサイコパスではなかったと伺える。

詳細はここでは割愛しますが、最初の殺しでは冷静ではなかったしかなり葛藤していた。正義感で自分の精神を守っていたようにも思う。自分が間違ったことはしていないと自分に言い聞かせていた・・・。

(真面目な17歳、厨二病っぽさもあるよね)

そこで、【サイコパス 後天的】と調べると、気になる精神障害が上がってきた。

それが、ソシオパスでした。

後天的な精神障害「ソシオパス」とは

夜神月のソシオパス性について考えてみました。

ソシオパスは、一般的に反社会的パーソナリティ障害(Antisocial Personality Disorder, ASPD)として知られる精神障害の一種。

ソシオパスは感情の鈍麻や社会的規範の無視が特徴的で、計画的な行動が目立ちます。

一方、サイコパスは冷酷で冷静であり、偽善的な行動がよく見られます。

サイコパス(先天的)とソシオパス(後天的)の違い

サイコパス
  • 人を惹きつける魅力があり、自信に満ちていることがある
  • 他人との深い感情的なつながりを築くのが難しい傾向がある
  • 感情的に冷静であり、感情的に衝動的な行動を取ることが少ない
  • 社会的に期待される行動をする場合があるがそれは他人を利用するための手段として利用することがある

ソシオパス
  • 倫理的な規範や法律を無視することがある
  • 嘘をつくことが得意で、他人をだますことがある
  • 他人の感情や他人の痛みに対する感受性が低い傾向にある
  • 冷静で計画的で、自分の利益を最大化しようとすることがある

見比べてみると似ているようで、微妙に違う。

サイコパスなのか?ソシオパスなのか?気になっている別作品のマンガの登場人物

まだ未完結の「トモダチゲーム」の主人公の片切友一(かたぎり ゆういち)を密かにサイコパスだと思っている。サイコパスの特徴に当てはまりすぎるし、相手を上手くコントロールする力に長けている。

デスノートの夜神月は後天的なソシオパスだと思ったのに対して、トモダチゲームの片切友一はサイコパスだと思っている。完結したらまた書けたらいいな。

夜神月に魅力を感じてしまう危険性

冒頭、夜神月に“想いを馳せる”なんて書いていましたが、この記事を書いていながらとても危険を感じてしまいました。これはあくまでも「デスノート」という作品であり、夜神月は架空の人物なので、綺麗な絵や魅力的な声優(宮野真守)さんなど、私はただ殺人を犯している夜神月に魅力を感じたわけではないのですが・・・

もりー
もりー

・・・なんだかすごく言い訳っぽいな

よく殺人事件が崇められるようなこと、よくありませんか?

メディアの影響で、犯罪者の特集をして彼らの物語をロマンチックに描いたりすることでその心理や行動に強く興味を持ち、共感し、犯罪や暴力を美化し、引き寄せられることがあります。(自分は少数派というマイノリティへの優越感もあるのではないかと個人的には思う部分もありますが・・・)

私もキラ(夜神月)の正義感に共感してしまう部分もある。

登場人物の警察の松田さんは本当にいいポジションでそういう人の方が多いんじゃないかなと言っていた。ただみんな理性を保っているのでやらない。

夜神月がキラという殺人鬼(理性をも持てないよう)になってしまったのは、強いストレスから自分の身を守るためでもあったのかなとか、後天的なソシオパスの部分が育ってきてしまったからなのかなぁなどと、考えてました。

まとめ【デスノートの夜神月はサイコパスなのか】ソシオパスという精神障害なのかを考察する

一個人としての考えでは、夜神月はサイコパスではなく、後天的なソシオパスではないか?という見解でした。

デスノートを読んで夜神月を観察していると、矛盾がどうしても生じてしまうのが人間だということを思い知らされる。

また、夜神月がサイコパスなのか?と思い始めたのも、女を何だと思ってるんだ!!と怒りたくなるほど、出てくる女の子をみんな利用するし、健全じゃないほどに女の子への興味がないのも、サイコパス・ソシオパスを感じさせた。

ただ、さすがの夜神月も他人をコントロールはできないからこそ少しずつ波紋が広がっていき失敗するのだけども。一人で全部やれていたら失敗なんてしなかったんじゃないかと思う。

あと、デスノートの使い方って他にもなかったのかなって当時マンガやアニメを見ていた小学生くらいから考えてたけど、ちょっとしたカッとなった怒りで書いてしまって後悔とかも全然ありそうだなぁとかも思ってたなぁ。

下記、一部抜粋・・

一次感情が本当の感情になります。

二次感情の「怒り」は、その下に眠っている複雑なモヤモヤとした感情が原因になります。

このモヤモヤの原因の一次感情は「寂しさ」「悲しみ」「心配」・・・などです。

よく怒る前に深呼吸をしろとか、6秒〜10秒待てというのは、この一次感情を思い出させるためでもあります。

“怒り”が発生したら、なぜ怒っているのか冷静に考えてみる癖をつけてみると面白いかもしれません。

一次感情から二次感情至るまでの導火線は人により違うので、すぐカッとなるタイプと、後からよく考えてみると腹が立つタイプと、それぞれです。

引用:【具体的に言語化すること】自分の気持ちがわからない…誰かこの感情に名前をつけてくれ!
<小話:怒りは二次感情>より

最近知ったのだけど、デスノート短編集っていうのが2021年に発行されてて最近読んだ。

「デスノートを使ったやつが天国や地獄にいけると思うな」

この言葉がすべてを物語っている気がした。

20週年記念:DEATH NOTE EXHIBITION原画展の開催が決定❗️

冒頭にも触れましたが、行ってきますよ〜!

もりー
もりー

私はこれから行くんだ!!楽しみ!

目を持ってるミサの方が強いもん!って現地で言いたい。

もりー(@morymolly247 )でした

(何となく海砂っぽい服と眼を購入した人)

追記:実際に行ったレポ(盛大にネタバレしてます)

入口にはマンガの表紙がズラリ

テンション上がる・・・!

あれは、Lを欺いた幻の(?)ポテトチップにカメラin。

これにも大感動。この後もっと驚くよ・・!!

もりー
もりー

帰りにスーパーでコンソメポテチ買っちゃった(笑)

何と、あの、月の部屋に無数のカメラが・・!

全然気づきませんでした・・・。

物語に忠実すぎて原画展以外の見どころも豊富すぎる。

(ちなみに今更ですが原画の撮影は禁止なので、それ以外を掲載してます!)

何だかんだで色々買った。

楽しかったーーーーー。

マンガを読んでいるかのような原画展。

まるで物語の中に入り込んでしまったよう。

赤い目とかしちゃって恥ずかしさもあったのだけど(シャツもデスノート調だし)でも全然そんなのが吹っ飛ぶくらいに可愛いみさみさコーデの女子がたくさんいて中途半端な自分とこんな格好で恥じている自分を恥じた。

行かなかったら絶対に後悔してた。

行けてよかったーー!!!

また絶対に秋になったら読み返すと思う。秋に読み返したいマンガNo. 1!

PS.リュークのリンゴ飴がジューシーで美味しすぎた。白い粉がとっても美味しい。大切に噛み締めて食べている。

参考文書

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参考サイト

ソシオパスとは?~サイコパスとどう違うのか↗︎

サイコパスとソシオパス(社会病質者)の違いと共通点、危険性を検証(米研究)↗︎

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